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ル・コルビュジエの都市と建築をめぐる旅 5泊7日

おすすめポイント

東京・上野にある国立西洋美術館は、フランスの建築家ル・コルビュジエ設計で、2016年にユネスコ世界遺産に登録されました。そのコルビュジエが都市計画を手掛けた街がインドにあります。「チャンディガール」という名のこの街は、コルビュジエファンはもちろん、建築ファンにとっても一度は訪れたい魅力的な街です。

イギリスの植民地だったインドが独立したのは1947年。パキスタンとの分離独立で、肥沃な土地であったパンジャブ州は2つの国家に分断されてしまいました。州都ラホールはパキスタンに属することとなり、インド側のパンジャブ州は新しい州都を作る必要に迫られました。時の首相ネルーは、新州都を新生インドの象徴となる、新しい都市にしたいと考えます。紆余曲折を経て、最終的に白羽の矢が立ったのが、スイス系フランス人の建築家ル・コルビュジエでした。コルビュジエは以前より都市計画に大きな関心を持ち、ヨーロッパで多くの計画を立てていますが実現には至っていませんでした。この話が舞い込んだ時、彼はすでに62歳。その後14年をかけて23回インドを訪れ、次々とプロジェクトを進めていきます。稀代の建築家が晩年の情熱を注ぎこんで完成したインドの新都市。碁盤の目のように整然とした町は現在、パンジャブ州と、同州から分離したハリヤナ州の2つの州都を兼ねています。

このツアーではチャンディガールと、コルビュジエの建てた美術館などがあるアーメダバードを巡ります。

★設計事務所や建築関係の方を中心に、毎年定期的にお客様がいらっしゃる人気の定番ツアーです。
チャンディガールの見どころ

チャンディガールは2つの州が州都としているため、政府機関も2つの州の共用施設となっています。碁盤の目のように整備された町はセクター番号が付けられ、コルビュジエの主要作品は政府機関が集まるキャピトル地区Capitol Complexと呼ばれるセクター1に集中しています。
キャピトル地区は、2016年にユネスコの世界遺産に登録されています。

 

1)ル・コルビュジエ・センター   (10時~17時、土日祝閉館)

2)高等裁判所 (内部見学 要事前許可)

3)開いた手のモニュメント 

4)影の塔
  強烈な日差しを和らげるための「ブリーズ・ソレイユ」という日よけシステムの実験のために建てられました。
 
5)合同庁舎   (内部見学 要事前許可、見学エリアは建物内一部と屋上、内部は撮影不可)
 
6)州議会議事堂  Assembly (内部見学 要事前許可、内部は撮影不可)
 
7)美術館  Museum and Art Gallery    (10時~17時、月曜休館)
 
8)番外編:ネック・チャンドのロックガーデン 
  ネックチャンドが一人で15年かけ廃材で作り上げた異次元的公園。
  コルビュジエとは無関係ですが、単純に楽しめるので、おすすめします。
  
ル・コルビュジエ・センター
Le Courbusier Centre
高等裁判所
High Court
開いた手のモニュメント
Open Hand Monument
影の塔
Tower of Shadows
州議会議事堂
Assembly
合同庁舎
Secretariat
美術館
Museum and Art Gallery
アーメダバードの見どころ

アーメダバードは繊維業で栄えた町。コルビュジエとのつながりも繊維業からでした。

現在コルビュジエ設計で一般公開されているものは、下記の2つだけです。
 
1)繊維業者協会会館 (要事前許可)
  10時~18時、日曜休館
 
2)サンスカール・ケンドラ美術館
  10時~18時、月曜休館。
 
 
<その他の建築の見どころ>
 
3)ドーシ・デザインスタジオ(サンガート)
  コルビュジエの弟子、バルクリシュナ・ドーシの設計事務所 
  ドーシは2018年、インド人建築家として初のプリツカ―賞を受賞しました。
  月~金曜13時半~14時半までの1時間のみ一般見学を受けつけています。(要事前許可)
 
4)ガンジー労働研究所 (ドーシ設計)
  祝日のみ閉館
 
5)アムダバード・ニ・グファ美術館(ドーシ設計)
  16時~20時、月曜休館

6)インド経営大学アーメダバード校 
(ルイス・カーン設計)
 月水金曜14時~18時に一般入場ができます。
 団体の場合は入場時にパスポートを提出が必要
 
 
コルビュジエは、アーメダバードで個人邸宅も設計しています。下記の個人邸宅は2012年まで一般公開されていましたが、現在は残念ながら見学不可となっています。
*サラバイ邸
*ショーダン邸
繊維業者会館
Mill Owners Association
サンスカール・ケンドラ
Sanskar Kendra
ドーシ・デザインスタジオ
Sangath
ガンジー労働研究所
Mahatma Gandhi Labour Institute
インド経営大学院 アーメダバード校
IIMA Indian Institute of Management Ahmedabad
行程
詳細は各日のタイトルをクリックして下さい。

1日目日本発、デリー着

午前 羽田からデリーへ(約9時間半)
夕刻 デリー着後、空港係員が出迎え、ホテルにお送りします。

*デリー泊

   【食事】 朝:なし  昼:機内  夕:〇

2日目デリーからチャンディガールへ

早朝 ニューデリー駅から急行列車でチャンディガールへ
   着後、ホテルへご案内

午後 ル・コルビュジエ建築視察
   裁判所、合同庁舎、州議会議事堂

*チャンディガール泊

   【食事】 朝:〇  昼:〇  夕:〇

3日目チャンディガールからデリーへ

午前 チャンディガール観光
   博物館&アートギャラリー、
   ル・コルビュジエ・センター、ロック・ガーデン

午後 急行列車にてデリーへ 到着後、オールドデリー観光
   ジャマ・マスジッド、チャンドニーチョウク、レッドフォート(外観のみ)

*デリー泊

   【食事】 朝:〇  昼:〇  夕:〇

4日目デリーからアーメダバードへ

午前 国内線にてアーメダバードへ
   到着後、ル・コルビュジエ建築視察
   サンスカール・ケンドラ博物館、アムダバドニグファ

午後 繊維業会館、ガンジー労働研究所、インド経営大学院(IIM) 

*アーメダバード泊

  【食事】 朝:〇  昼:〇  夕:〇

5日目終日アーメダバード

終日 アーメダバード市内散策と建築視察
   
午前 旧市街の歴史ある建築物を訪ねるウォーキングツアー
  
午後 ドーシ・デザインスタジオ、サバルマティ・アシュラム、
   ジャミジュマ・モスク、ダーダハリ階段井戸など観光

*アーメダバード泊

  【食事】 朝:〇  昼:〇  夕:〇

6日目アーメダバードからデリーへ、デリーより出国

早朝 国内線にてデリーへ
   到着後、デリー市内観光

   世界遺産クトゥブ・ミナール、世界遺産フマユーン廟、     
   車窓より、インド門、大統領官邸、国会議事堂など

夕刻 空港へ移動 夜、デリー空港より出国

*機中泊

  【食事】 朝:〇  昼:〇  夕:各自空港にて

7日目羽田着

お疲れ様でした。

ツアー詳細

発着地

東京(羽田空港)

*他の空港利用については別途お問い合わせ下さい。

宿泊ホテル:4つ星クラス

(記載ホテルまたは同等クラス)
  • デリー: ノボテル
  • チャンディガール: レモンツリー
  • アーメダバード: レモンツリー

ツアー代金に含まれるもの

  • 日本インド国際線往復航空券
  • ホテル5泊
  • 食事(朝5回、昼5回、夕5回)
  • 記載の観光地入場料
  • 移動時の専用車
  • 日本語スルーガイド(インド到着から出発まで)
  • インド観光ビザ

ツアー代金に含まれないもの

  • ガイド、ドライバーへのチップ(現地で現金にて直接お支払ください)
  • 食事の際の飲み物 (各自現地払い)
  • 個人的に依頼されるもの(ルームサービス、ホテルの部屋からの電話など)
  • 海外旅行保険
地図

参考旅行代金(一名様当たり)

時期、人数により変動があります。詳しくはお問い合わせください。
  • 2名様一室 368,000円
  • 1名様一室 455.000円
  • ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラスの設定もあります。
お問い合わせ