近頃は日本でも、「南インド料理専門店」が多く見られるようになってきました。北と南は人種も文化も言葉までも全く違う、別の国です。料理も当然大きな違いが見られます。実は北インドの中でも南インド料理は大人気で、専門店も多く出ています。
そして、インド料理と言えば欠かせないのがスパイス。主なスパイスの生産地はやはり南インドです。広大なスパイス農園でスパイスの栽培を見て回り、本格的な料理の講習を受けて、南インド料理をマスターしましょう!
ケララ州に絞ったこの日程では、ケララの料理をたっぷり味わって頂ける他、州境のタミールの村まで行き、タミール料理もお召し上がり頂けます。南インドの中でも東西の違いを知ることができるのも、貴重な体験です。
南インド料理の旅は、ケララ州の玄関口、コーチンからスタートします。ポルトガルやオランダの植民地時代の名残りが色濃く残る旧市街のフォートコーチンで、スパイスマーケットやフィッシュマーケットなど、地元の市場を訪れます。ケララの伝統とコロニアル様式がミックスした建築を見るのも楽しみの一つ。歴史に思いを馳せながら、のんびりした小さな港町の散策をお楽しみ下さい。
リゾートホテルのシェフによる、本格的な料理のデモンストレーションをご覧頂きます。ベテランのシェフが細かく説明を加えながら、わかりやすく教えてくれます。家庭料理と違うのは、使用する素材やスパイスの種類が多いこと。質問にも丁寧に答えてもらえるので、プロの料理のコツをしっかり学んでください。目の前で調理されたものは、夕食にお召し上がり頂きます。
地元の家族を訪問し、家庭料理を習います。ケララ料理はココナツがベース。炒め物には必ずココナツオイルを使うほか、ココナツの実やココナツミルクもたっぷりカレーに入れます。海に面したケララでは、シーフードをたくさん食べるのも特徴です。フィッシュカレーは定番メニュー。野菜もたくさん食べるヘルシーな料理を習って、家族と一緒に食事をします。
ケララ州はインド最大のスパイスの生産地です。質が高く値段が安いので、インド国内の観光客は大量のスパイスを購入して帰っていくそう。実際に栽培している様子を見学できるのが、高地ペリヤールのスパイス農園です。広大な農園では、コショウ、シナモン、クローブを始め、様々なスパイスが栽培されていますが、一番有名なのが、インドの食にはかかせない、カルダモン。値段も効果で「スパイスの女王」と呼ばれています。農園では専門ガイドによりスパイスの詳しい話が聞けるほか、直売店でスパイスを購入することもできます。
インド最南端の東西の州ケララとタミールは、お隣同士でもやはり異文化圏。州を隔てる西ガーツ山脈により気候が真逆になることもよくあります。このツアーでは州境のタミールの村まで行き、地元のファーマーズマーケットを見てタミールの料理を頂きます。2つの州の違いについて知ることができる貴重な体験です。
ケララに行くならぜひ訪れたいのがバックウォーターと呼ばれる水郷地帯です。バックウォーターは地域の人々には欠かせない重要な交通路。キッチンや宿泊施設を備えた大型のハウスボートが有名ですが、ローカルな小舟に乗る体験もおすすめです。最後の一泊はこのエリアに滞在し、地元の食文化や伝統的な暮らしをご案内します。
経由便でコーチン空港へ
着後、ホテルに送迎
*コーチン泊
【食事】 朝:なし 昼:機内 夕:機内
午前 一般家庭での料理講習。終了後、ファミリーと一緒にランチを楽しみます。
午後 地元のスパイスマーケットにご案内
*コーチン泊
【食事】 朝:〇 昼:〇 夕:〇
午前 専用車にてペリヤールへ移動(5時間)
途中、レストランにてランチ。伝統的なケララ料理の昼食をお召し上がりください。
午後 スパイス農園を見学(専門ガイドがご案内)
スパイスマーケットにご案内
ホテルにて夕食。シェフによるクッキングでモンストレーションをお楽しみ下さい。
*ペリヤール泊
【食事】 朝:〇 昼:〇 夕:〇
午前 郊外の村へ
ファーマーズマーケットを訪問
地元で栽培されるコーヒーの焙煎工場にご案内
タミール料理の昼食
午後 ザクロ、バナナ、パパイヤなど南国の果物を栽培する果樹園を見学
*ペリヤール泊
【食事】 朝:〇 昼:〇 夕:〇
バックウォーターと呼ばれる水郷地域へ移動(3時間半)
ホームステイの宿泊施設にチェックイン
午後は、料理のレッスンやカヌーなどをお楽しみ下さい。
*チャンパクラム泊
【食事】 朝:〇 昼:〇 夕:〇
午前 近隣の村の散策ツアー
午後 小型ボートでバックウォーターのクルーズ。途中、村に立ち寄り地元の料理講習
夕刻 コーチン空港へ移動。コーチンより出国
*機中泊
【食事】 朝:〇 昼:〇 夕:空港にてご自身で
お疲れ様でした!
東京(羽田空港)
*他の空港利用については別途お問い合わせ下さい。