プシュカルは、砂漠の国ラジャスタン州にある小さな村です。ヒンズー教の聖地として知られ、インド中から多くの巡礼者が訪れるため、巡礼者の王を意味する「ティルタ・ラジャ」とも呼ばれています。アラバリ山脈に囲まれたこの村は、普段はとても静かですが、年に一度、熱狂的なお祭り騒ぎとなるイベントが開かれます。それが「プシュカルフェア」別名ラクダ祭りです!
期間中は、ラクダの売買を行うための市場が開かれ1万頭ものラクダが集まります。色とりどりの華やかな装飾をほどこされたラクダ達も、お祭り気分を盛り上げてくれます。ラクダレースや伝統舞踊などのエキゾチックなイベントは、海外からの観光客にも大人気!この特別なフェスティバルを体験できるスペシャルツアーです。
砂漠の村の一大イベント、ラクダ祭りは、もともとはヒンズー教の祭日に合わせて、ラクダや牛の取引業者が集まって売買を行う行事でした。ヒンズー教の太陰暦でカルティカと呼ばれる月の満月の日に行われるのが昔からの風習です。珍しい光景を楽しむ見物客が増え始め、多くの人々が集まるようになり、今や14日間のお祭り期間中に、1万頭以上のラクダ、馬、牛が集まり、20万人以上が訪れるビッグイベントとなっています。
近年、インド全土からだけでなく、海外からの観光客も増えてきました。来場者のために様々なイベントが用意されており、ラジャスタン州政府がスポンサーとなる、ラクダのレース、馬のレース、民族舞踊、スポーツ競技なども開催されます。地元の市場の賑わいも見逃せません。伝統的なインドのお祭りを体験する絶好のチャンスです。
ヒンズー教には、八百万の神以上に数えきれないほどたくさんの神様がいます。その中でも特に重要な3大神が、ブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神です。ブラフマーは宇宙創造の神、ヴィシュヌは宇宙を維持する神、そしてシヴァは宇宙の破壊と再生を司る神とされています。
大衆信仰の対象となったヴィシュヌ神とシヴァ神は人気があり、2大神を祀った寺院は多数あります。それに比べて少々影が薄くなってしまったブラフマー神を祀る寺院は、珍しいものとなってしまいました。
プシュカルのブラフマー寺院は、その中でも特に有名で、ブラフマーを信仰する人々がインド全土からやってきます。巡礼地として名高いプシュカルには500以上の寺院がありますが、このブラフマー寺院の壮麗さは際立っています。
ムガール帝国支配下で、狂信的イスラム教徒だったアウラングゼーブ帝により、古くからあった多くのヒンズー寺院が破壊されてしまいました。現存する寺院のほとんどは14世紀に再建されたもので、元々のブラフマー寺院は2000年以上前に建てられたものだと言われています。ブラフマーへの巡礼者は、聖なる湖プシュカル湖で沐浴をして、心身の汚れを落としてから寺院に入ります。
ラジャスタン州の州都ジャイプールは、独自の建築、文化、芸術、伝統、歴史に彩られた「インドらしさ」を体験できる町です。1726年にマハラジャ、サワイ・ジャイ・シン2世によって建設されました。後にマハラジャ、サワイ・ラム・シンの治世に、英国のプリンス・オブ・ウェールズの訪問に歓迎の意を表して、赤褐色に塗られたため、ピンクシティと呼ばれます。
ジャイプールには、たくさんの見どころがあります。昔のマハラジャの住居だったアンベール城や、現在の住居であるシティ・パレス、風の宮殿と呼ばれるハワ・マハルなど、ラジャスタン州の豊かな文化を体験できるスポットは必見です。また、ジャイプールはショッピング天国でもあります。インド服や生地、宝石、雑貨、小物、アンティークなど、ここでしか買えないものもたくさんあります。地元のバザールや、専門店をのぞいて素敵なお土産を見つけて下さい。
午前 羽田からデリーへ(約9時間半)
夕刻 デリー着後、空港係員が出迎え、ホテルにお送りします。
*デリー泊
【食事】 朝:なし 昼:機内 夕:〇
国内線にてジャイプールへ
着後、ジャイプール観光
アンベール城、シティパレス、ハワ・マハル等ご案内します。
*ジャイプール泊
【食事】 朝:〇 昼:〇 夕:〇
専用車でプシュカルヘ移動
着後、プシュカル観光
*プシュカル泊
【食事】 朝:〇 昼:〇 夕:〇
終日プシュカル
ラクダ祭りをお楽しみ下さい!
*プシュカル泊
【食事】 朝:〇 昼:〇 夕:〇
午前 専用車でジャイプールへ移動
午後 ジャイプールでショッピングなどをお楽しみください。
*ジャイプール泊
【食事】 朝:〇 昼:〇 夕:○
国内線でジャイプールからデリーへ(約1時間)
午後 国際線の時間にあわせて空港へ移動、インド出国
*機中泊
【食事】 朝:〇 昼:〇 夕:機内
お疲れ様でした!
東京(羽田空港)
*他の空港利用については別途お問い合わせ下さい。