航空券、いつ予約するべき?
インド旅行を計画するとき、どのタイミングで航空券を取れば良いのか悩ましいですよね。
旅行時期は決まっているけど、いつまでに予約したらいいかわからないという方も、そもそも旅行時期をどう決めたら良いか迷っているという方も、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
シーズンによる航空券の価格変動
一年のうちで国際航空券の価格が安くなる時期と高くなる時期というのはだいたい決まっています。
航空券が安いオフシーズンは年に3回ほどあります。
■1月・2月
年末年始のピークが明け、春の旅行シーズンが始まるまでの時期。実はインドも過ごしやすい気候の場所が多いです。
■6月
ゴールデンウィークが終わり、夏休みが始まる前の閑散期なので価格は安くなる傾向があります。ですが、インドは4月から6月が酷暑期。一年でいちばん暑く、旅行のベストシーズンとは言い難い点には注意が必要です。
■11月
9月の連休など秋の行楽シーズンが終わり、冬休みまでの間の時期も比較的旅行者自体が少なくなります。ただ、インドはベストシーズンのため11月から2月までは必ずしも価格が下がるとは限りません。
一方、ピークシーズンには航空券の価格が高騰します。
■年末年始
社会人にとってはまとまった休みが取れる時期なので、必然的に旅行者が多くなり航空券の価格が上がります。
■3月下旬〜4月上旬 春休み
家族旅行や学生さんの卒業旅行など、ここも旅行者が増える時期です。
■4月下旬〜5月上旬 ゴールデンウィーク
年末年始やお盆と同様、社会人の方がお休みを取りやすく旅行者が集中します。
■7月下旬〜8月下旬 夏休み・お盆
社会人、学生さん問わず休みになるため旅行者が急増しますが、特にお盆前後は出国、帰国ピークとなります。ニュースでも大混雑の空港の様子などをよく見ますよね。
いつまでに予約すれば良い?
では実際に旅行時期を決めたとして、航空券はいつまでに取れば良いのでしょうか。
シーズンによる価格差の他に、予約の時期によっても航空券の価格は変わってきます。
航空券は基本的に安い設定の席から埋まっていくため、予約が早ければ早いほどお得な料金で購入することが可能です。国際航空券の場合、出発の6ヶ月前から4ヶ月前までが最も安いと言われています。遅くとも2ヶ月前までには購入しておくと安心ですが、特に出発日がピークシーズンにかかっている場合は4ヶ月以上前の予約をおすすめします。
年末年始は特にインドのベストシーズンとも重なるため、かなりの価格高騰が見込まれます。この時期に旅行を検討されている方は、とにかく早めに航空券をおさえるのが良さそうです。
予定の変更がありそうなときは
とは言っても、仕事が休めるかまだわからないし…と、早くから航空券を予約することに抵抗がある方も多いですよね。安い航空券だと変更やキャンセル不可のものも多いため、予定の変更に対応できないというリスクも大きくなります。
その場合はやはり、多少価格は高くなりますが「払い戻し可」の航空券を取っておくのが良いでしょう。「変更可」の航空券もありますが、これは基本的に同じルートで日程を変更する場合に適用される条件で、変更後の日程に設定されている料金との差額を支払う必要があります。結果的に、当初の予定よりかなり高額になってしまう可能性もあるということです。
「払い戻し可」の場合は、手数料を支払う必要がありますが、払い戻し金で新たな航空券を購入することになるので選択肢が広がるとも考えられます。
海外旅行キャンセル保険という安心
それでも出発当日まで何があるかわからない、急なキャンセルをせざるを得ない事情ができたらどうしよう、といった不安もつきものですよね。特に体調に不安のある高齢の方や、風邪をひきやすい小さなお子様連れの方などは出発直前に予定変更を余儀なくされることも考えられます。
そんな予期せぬトラブルに備えるために、海外旅行キャンセル保険に加入するというのもひとつの手です。
旅行代金とカバー内容によって保険料は変わりますが、意外にお手頃な値段で加入できるのが海外旅行キャンセル保険の良いところ。場合によっては先述の「変更可/払い戻し可」の航空券を買うよりも安く済む場合もあります。
自己都合で変更やキャンセルをする可能性は限りなくゼロに近い、という方には、急な仕事やご家族の事情など不可抗力な事由に対応できるこちらに加入する方が良い部分もあると言えるでしょう。
海外旅行キャンセル保険はインターネットで申し込めるので、航空券の購入やツアーの申し込みを行ったタイミングで加入を検討しても良いかもしれません。
旅行が決まったら航空券手配はお早めに!
インド旅行の計画を立てるときには、まず航空券を早めにおさえるのがポイント。早め早めの準備が現地を存分に楽しむ余裕を生み出します。
この日程で行きたい場所がカバーできるかな?といったご相談にはいつでもご対応しますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
*アイキャッチ画像:UnsplashのJohn McArthurが撮影した写真